保健・健康指導に関する資格【保健師国家試験】
保健師国家試験とは、疾病予防・健康に伴う公衆衛生等に関する指導を行う為の国家資格
試験の事を言います。
日々の生活を送る上において感染を始めとする疾病は無数にあり、人々が保健に関する
指導を求めるケースは様々あります。
助産や産後の育児相談、天災による被災者への保健指導等はその代表例と言えるでしょう。
第二次世界大戦後の頃等は、劣悪な公衆環境により多くの方が結核等をはじめとする疾病に感染し、多くの方が尊い命を失われました。
様々な伝染病や健康指導を行う人材が必要とされた結果、昭和23年10月27日に
保健婦助産婦看護婦法が施行されたのが、現在の保健師助産師看護師法の前衛であると
言われています。
保健師のお仕事は、地域中等の公衆環境において健康指導をする事を主体とした業務ですので健常者だけでなく様々な障害を持つ方の疾病も含めた豊富な知識が必要とされて
います。
身近な健康相談が出来る専門家としてのお仕事ですので、必然のスキルと言っても過言ではないでしょう。
公衆衛生等に基づく保健・健康指導を行うスペシャリストとして認定する為の国家資格試験
それが「保健師国家試験」なのです。
受検資格:以下の通りです
1.文部科学大臣の指定した学校において保健師になるのに必要な内容に関する6ヶ月以上の
学科修了見込者
2.文部科学大臣の指定した学校において保健師になるのに必要な内容に関する6ヶ月以上の
学科修了者
3.厚生労働大臣の指定した保健師養成所において保健師になるのに必要な内容を修了した
卒業見込者
4.厚生労働大臣の指定した保健師養成所において保健師になるのに必要な内容を修了した
卒業者
5.外国の保健師学校を卒業し厚生労働大臣が上記1-4に掲げる者と同等以上の知識及び
技能保有認定者
6.外国において保健師免許を取得し厚生労働大臣が上記1-4に掲げる者と同等以上の知識
及び技能保有認定者
7.看護師国家試験合格者
8.保健師助産師看護師法第21条各号のいずれか該当者
試験日程:2月
試験地域:以下の通りです
北海道・青森県・宮城県・東京都・愛知県・石川県・大阪府・広島県
香川県・福岡県・沖縄県内指定会場
試験内容:以下の通りです
1.地域看護学
・健康レベルと保健サービス/保健指導/家庭訪問/健康相談/健康教育
・母子保健指導
・成人保健指導
・高齢者保健指導
・精神保健指導
・障害者(児)保健指導/難病保健指導
・感染症保健指導/危機管理
・歯科保健指導
・学校保健/看護
・産業保健/看護
・在宅ケア/在宅看護
・災害看護
2.疫学・保健統計
3.保健福祉行政論
保健師は、かつて保健婦と呼ばれ女性のみに限定されていましたが、平成5年に実施された法改正により男性にも資格を取得する事が出来るようになり、平成15年より保健師という
名称へ統一されました。
全体的には女性の資格取得者が多く存在していますが、天災による被災等の様々なケースにおいて男性の保健師を求めるシーンは増えつつあり、多くの現場で男性保健師を求める声が
上がっているようです。
これからの高齢化社会において、保健師の存在は欠かせない存在になる事が予見されます。
保健師資格の他に看護師の資格等も併せて取得すれば地域に基づく活動だけではなく
病院等をはじめとした様々な現場で活躍する事が出来るでしょう。
2008年12月04日 19:12|医療福祉・教育系の資格



