料飲サービスに関する資格【レストランサービス技能士検定】

レストランサービス技能士検定とは、ホテル・レストラン等で配膳等を行う際における
サービススキルを認定する為の国家資格試験の事をいいます。

近年外食産業等を始めとする飲食・接客を提供する事業は増加の傾向にあり、街中には
様々な店舗が溢れています。
総務省 統計局が発表した資料によれば、一般飲食店・レストラン・ホテル等だけでもおよそ
70万事業所、524万人もの方達がそのサービスを提供しているそうです。
年々消費者は食とサービスに関する質の向上を求めており、お客様の要望に可能な限り
答える為のコンシェルジュを配備する等、様々なサービスの提供を行っています。

食事を楽しむ際につきものなのが、配膳をしてくれるウェイター・ウェイトレスの存在です。
かつてはお食事を運ぶ事に従事する事がその業務の主体でしたが、現在では消費者の
ニーズに答える為、食材・調理法・料飲の特徴等の豊富なスキルを持ち、消費者の質問や
要望に答える事もそのサービスの一環とされているようです。
こうした中で、料飲を行うプロを求める声が次第に高まっていったようです。

料飲サービスを提供するプロフェッショナル技能士として認定する為の国家資格試験
それが「レストランサービス技能士検定」なのです。


受検資格:以下の通りです

<1級>

・レストラン等における料飲サービス業務に関する11年以上の実務経験者
・レストランサービスに係わる2級の技能検定に合格後4年以上の実務経験者

<2級>

・レストラン等における料飲サービス業務に関する3年以上の実務経験者
・レストランサービスに係わる3級の技能検定に合格後2年以上の実務経験者

<3級>

・レストラン等における料飲サービス業務に関しする1年以上の実務経験者
・日本ホテル・レストランサービス技能協会が定めた受検校としての必要条件を満たし
 同協会承認指定校にて必須学科を修了した卒業者または卒業見込者

試験日程:学科試験…8月 実技試験…10月-12月頃

実施地域:以下の通り

学科試験…北海道・宮城県・新潟県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県・沖縄県

実技試験…北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県・沖縄県

試験内容:以下の通りです

【学科試験】

<1級>

1.食品衛生及び公衆衛生

・食品衛生に関する一般的な知識
・公衆衛生に関する一般的な知識

2.料飲一般

・食品に関する詳細な知識
・西洋料理に使用される食材
・西洋料理の調理法
・飲料の種類及び特徴
・宴会の種類及び特徴
・レストランサービスの種類/準備/方法

3.レストランサービス

・レストランサービスに関する詳細な知識

4.食文化

・食文化に関する詳細な知識

5.施設の管理等

・レストランにおける施設とその取り扱い

6.苦情への対応

・苦情への対応に関する詳細な知識

7.関係法規

・食品衛生法関係法令のうちレストランサービスに関する部分

8.安全衛生

・安全衛生に関する詳細な知識


<2級>

1.食品衛生及び公衆衛生

・食品衛生に関する一般的な知識
・公衆衛生に関する一般的な知識

2.料飲一般

・食品に関する一般的な知識
・西洋料理に使用される食材
・西洋料理の調理法
・飲料の種類及び特徴
・宴会の種類及び特徴
・レストランサービスの種類/準備/方法

3.レストランサービス

・レストランサービスに関する詳細な知識

4.食文化

・食文化に関する一般的な知識

5.施設の管理等

・レストランにおける施設とその取り扱い

6.苦情への対応

・苦情への対応に関する一般的な知識

7.関係法規

・食品衛生法関係法令のうちレストランサービスに関する部分

8.安全衛生

・安全衛生に関する詳細な知識


<3級>

1.食品衛生及び公衆衛生

・食品衛生に関する一般的な知識
・公衆衛生に関する一般的な知識

2.料飲一般

・食品に関する一般的な知識
・西洋料理に使用される食材
・西洋料理の調理法
・飲料の種類及び特徴
・宴会の種類及び特徴
・レストランサービスの種類、準備及び方法

3.レストランサービス

・レストランサービスに関する一般的な知識

4.食文化

・食文化に関する概略な知識

5・施設の管理等

・レストランにおける施設とその取り扱い

6.苦情への対応

・苦情への対応に関する一般的な知識

7.関係法規

・食品衛生法関係法令のうちレストランサービスに関する部分

8.安全衛生

・安全衛生に関する詳細な知識

【実技試験】

<1級>

1.レストランサービス作業

・接客マナー
・テーブルサービス
・ワゴンサービス


<2・3級>

1.レストランサービス作業

・接客マナー
・テーブルサービス


元々この資格は社団法人 日本ホテル・レストランサービス技能協会が「料飲接遇サービス
技能審査」という名称で行ってきた公的資格として昭和61年より実施されてきました。
平成14年に厚生労働省より正式な国家技能検定資格として認定され、平成20年迄に7回の
試験が実施されています。

同協会では、学科試験実施前に受検予定者を対象とした学科試験範囲に関する「学科基本講習会」を行っています。
この講習会では、範囲に基づいた項目に関する様々な内容について講義及び確認試験を
実施しています。
学んだ事柄の確認と理解度をチェックする上においても大変有意義な講習会となりますので
力試しを兼ねて受講するのもよいでしょう。

学科試験は料飲に関する様々な知識や公衆衛生・テーブルマナー等、広範囲に渡る項目より出題されます。
実技では実際の料飲シーンに基づいたシチュエーションの中でワゴンサービスからデザートに至るまでの一連の流れを実演するケースもあるようです。

現在、国内の様々な飲食店には数多くの外国人ゲストが来店するケースも珍しくはなく
レストランサービス技能士のお仕事は流暢な英語やフランス語等のスキルも求められて
います。
その為試験では実技試験時に外国人ゲストが来店した場合のシチュエーションも設定し
お客様に合わせた言語を用いての案内を行う場合もあります。
試験を突破するには、英語を始めとする複数ヶ国語を操るスキルも身に付けてチャレンジするとよいでしょう。

2008年10月30日 17:30|外食フード系の資格

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