中小企業経営診断に関する資格【中小企業診断士試験】
中小企業診断士試験とは、経済産業大臣が中小企業の経営診断を行なうスキルを
認定する国家試験の事をいいます。
中小企業診断士のお仕事は中小規模の事業者が経営を行って際に経営状況に合わせた
診断やアドバイスを行なう経営の専門家としての業務です。
事業者がよりよく事業を継続する為に必要な内容を助言するコンサルタントですので
豊富な知識が必要です。
中小企業経営のプロフェッショナルとして認定する資格がこの「中小企業診断士試験」
なのです。
受験内容は以下の通り制定されています。
受験資格:特にありませんのでどなたでも受験できます
講習方法:各種専門養成施設によるスクーリング
試験時期:一次試験…8月(2日間) 二次試験…筆記試験:10月 口述試験:12月
実施地域:北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県
試験時間:以下の通りです
【一次試験:1日目】
経済学・経済政策:60分
財務・会計:60分
企業経営理論:90分
運営管理(オペレーション・マネジメント):90分
【一次試験:2日目】※一次試験合格者のみ対象
経営法務:60分
経営情報システム:60分
中小企業経営・中小企業政策:90分
【二次試験】
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例1:80分
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例2:80分
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例3:80分
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例4:80分
【口述試験】
中小企業の診断及び助言に関する能力:10分
試験内容:以下の通り実施されます
【一次試験】
<経済学・経済政策>
1.国民経済計算の基本的概念
2.主要経済指標の読み方
3.財政政策と金融政策
4.国際収支と為替相場
5.主要経済理論
6.市場メカニズム
7.市場と組織の経済学
8.消費者行動と需要曲線
9.企業行動と供給曲線
10.産業組織と競争促進
11.その他経済学・経済政策に関する事項
<財務・会計>
1.簿記の基礎
2.企業会計の基礎
3.原価計算
4.経営分析
5.利益と資金の管理
6.キャッシュフロー(CF)
7.資金調達と配当政策
8.投資決定
9.証券投資論
10.企業価値
11.デリバティブとリスク管理
12.その他財務・会計に関する事項
<企業経営理論>
◆経営戦略論
1.経営計画と経営管理
2.企業戦略
3.成長戦略
4.経営資源戦略
5.競争戦略
6.技術経営(MOT)
7.国際経営(グローバル戦略)
8.企業の社会的責任(CSR)
9.その他経営戦略論に関する事項
◆組織論
1.経営組織の形態と構造
2.経営組織の運営
3.人的資源管理
4.その他組織論に関する事項
◆マーケティング論
1.マーケティングの基礎概念
2.マーケティング計画と市場調査
3.消費者行動
4.製品計画
5.製品開発
6.価格計画
7.流通チャネルと物流
8.プロモーション
9.応用マーケティング
10.その他マーケティング論に関する事項
<運営管理(オペレーション・マネジメント)>
◆生産管理
1.生産管理概論
2.生産のプラニング
3.生産のオペレーション
4.その他生産管理に関する事項
◆店舗・販売管理
1.店舗・商業集積
2.商品仕入・販売(マーチャンダイジング)
3.商品補充・物流
4.流通情報システム
5.その他店舗・販売管理に関する事項
<経営法務>
1.事業開始・会社設立及び倒産等に関する知識
2.知的財産権に関する知識
3.取引関係に関する法務知識
4.企業活動に関する法律知識
5.資本市場へのアクセスと手続
6.その他経営法務に関する事項
<経営情報システム>
◆情報通信技術に関する基礎的知識
1.情報処理の基礎技術
2.情報処理の形態と関連技術
3.データベースとファイル
4.通信ネットワーク
5.システム性能
6.その他情報通信技術に関する基礎的知識に関する事項
◆経営情報管理
1.経営戦略と情報システム
2.情報システムの開発
3.情報システムの運用管理
4.情報システムの評価
5.外部情報システム資源の活用
6.情報システムと意思決定
7.その他経営情報管理に関する事項
<中小企業経営・中小企業政策>
1.中小企業経営
2.中小企業政策
3.その他中小企業経営・中小企業政策に関する事項
【二次試験】
◆中小企業の診断及び助言に関する実務の事例1-4より出題
1.組織(人事を含む) を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
2.マーケティング・流通を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
3.生産・技術を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
4.財務・会計を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
【口述試験】
中小企業の診断及び助言に関する能力より面接方式にて出題されます
中小企業診断士資格を習得するには幾つかのの方法があります。
1.一次試験通過後に中小企業基盤整備機構または登録機関が実施する中小企業診断士
養成課程を修了し、中小企業診断士として登録する
2.一次試験通過後に二次試験を受験・合格し15日以上の実務に従事して
中小企業診断士として登録する
3.一次試験通過後に二次試験を受験・合格し15日以上の実務補習を受講して
中小企業診断士として登録する
何れの方法で取得をした場合も有効期間は5年間となります。
更新時は5年間で5回以上研修を受講し且つ5年間で30日以上の中小企業診断等に
従事しなければ更新する事ができません。
この場合も有効期限は5年間と定められています。
申請を行なった場合は最長15年間まで休止する事が認められています。
有効期限を失効してしまうと中小企業診断士として名乗る事や業務に携わる事が
できませんので注意が必要でしょう。
2008年07月14日 19:19|経営・金融系の資格



