3次元CADの利用技術に関する資格【3次元CAD利用技術者試験】
3次元CAD利用技術者試験とは、社団法人 コンピュータソフトウェア協会が行う
3次元CADの利用技術スキルを認定する為の民間資格試験の事をいいます。
この試験は3次元CADシステムを用いて設計図面や文章からイメージングし
図面を起こしたり、投影図や展開図から実際に部品を作成するなど
実際の業務で必要とされる知識や技術スキルを問われる試験です。
複数種類あるCAD試験の中でも最高峰レベルの試験といわれており
中でも実技は難解な試験であると言われています。
3次元CADを駆使した知識・技術を用いたCADスペシャリストとして
認定する為の資格試験、それが「3次元CAD利用技術者試験」なのです。
試験内容は以下の通り設定されています
受験資格:以下の通りです
1級……2級合格年度の2年以内該当者限定
準1級…2級合格年度の2年以内該当者限定
2級……特に限定はありませんのでどなたでも受検できます
講習方法:各種専門学校または養成施設によるスクーリング
試験時期:7月・12月
実施地域:以下の地域内指定会場
東北・北海道:北海道・宮城県
関東:群馬県・東京都・神奈川県
甲信越:新潟県・長野県
東海:愛知県・静岡県・三重県
関西:滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県
中国・四国:岡山県・広島県・徳島県・香川県
九州:福岡県・佐賀県・熊本県
試験内容:以下の通りです
【1級】
<実技試験>
・3次元CADソフトを使用したモデリング・アセンブリ
・モデルの体積・表面積などを測定後解答群の中からもっとも近い値を選択し
マークシート式解答方式
1.CADリテラシー
・文章によるモデリング手順に従い、部品を作成
2.空間把握能力
・投影図・展開図から部品を作成
3.部品組立て能力
・部品を作成・組み立て
4.2次元図面からの作図能力
・2次元図面より機械部品を作成
【準1級】
<実技試験>
・3次元CADソフトを使用したモデリング
・モデルの体積・表面積などを測定後解答群の中からもっとも近い値を選択し
マークシート式解答方式
1.CADリテラシー
・文章によるモデリング手順に従い、部品を作成
2.空間把握能力
・投影図・展開図から部品を作成
3.2次元図面からの作図能力
・2次元図面より機械部品を作成
【2級】
<筆記試験> ※マークシート方式
■3次元CADの概念
・3次元CADとは
・3次元CADシステムの歴史
・3次元設計の必要性
・3次元モデルの構成
・3次元モデルのデータ構造
■3次元CADの機能と実用的モデリング手法
・3次元CADによる設計
・モデリング機能
・実用化の事例
・複合化したコマンド
・検査/計測/解析
・パラメトリックモデリング
・アセンブリモデリング
■3次元CADデータの管理
・トレランス
・データ変換
・PDQ
・PDM
・プロジェクト管理
・コンピュータシステムの構成
・データの記憶媒体
・CADとネットワーク知識
・情報セキュリティ
■3次元CADの運用
・表示技術
・コラボレーション
・3次元モデルの用途
この試験は3次元CADシステム(製造・機械系)を利用したモデリング・設計
製図などの業務に従事して半年以上の実務経験者を想定した試験ですので
CAD技術者を求める企業からは最も有望視される人材スキルと言われています。
コンピュータソフトウェア協会が発表した平成20年度前期実施の試験データに
よれば、2級試験の合格率78.2%に対し、準1級の合格率50%です。
最高峰の1級合格率は33.2%との統計から見ても極めて難解な試験である事は
間違いありません。
CAD技術者としてのスキルを認定する資格試験ですから、現場ではより高度な
スキルを持つ技術者を求めている事の表れでもあると言えそうです。
転職や就職時におけるCAD技術者としてアピールをするならば、是非1級まで
資格を取得し、試験勉強により得たスキルを現場で活用するとよいでしょう。
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2008年09月02日 18:42|不動産系の資格・技術・電気系の資格・製造系の資格



