理容に関する資格【理容師国家試験】
理容師国家試験は、厚生労働省認定機関である財団法人 理容師美容師試験研修
センターが行う理髪技能士として認定する為の国家資格試験の事をいいます。
理容師は男性に理髪を行う技能士であり、主に、洗髪・散髪・染毛・シェービング
頭皮ケア技術を施すのが主な業務です。
理容師は名称独占資格として認定されていますので、資格を取得していない方が
お客様へ理髪業務を行う事はできません。
理髪・シェービング等を行う技能士として認定する国家資格、それが
『理容師国家試験』なのです。
受検資格:以下の通りです
・厚生労働省が指定する理容師養成施設において昼間課程において2年以上修学し
必要な学科・技能習得者
・厚生労働省が指定する理容師養成施設において夜間課程において2年以上修学し
必要な学科・技能習得者
・厚生労働省が指定する理容師養成施設において通信課程において3年以上修学し
必要な学科・技能習得者
講習方法:各種専門養成施設・学校などによるスクーリングまたは通信教育講座
試験時期:学科試験…3月・9月 実技試験…1月・7月
実施地域:以下の通りです
<筆記試験>
北海道・岩手県・宮城県・埼玉県・東京都・神奈川県・石川県・愛知県、大阪府
兵庫県・広島県・愛媛県・福岡県・鹿児島県・沖縄県
<実技試験>
富山県・福井県・山梨県・岐阜県・和歌山県・鳥取県・徳島県を除く各都道府県
試験内容:以下の通りです
【学科試験】
1.関係法規・制度
2.衛生管理
・公衆衛生・環境衛生
・感染症
・衛生管理技術
3.理容保健
・皮膚科学
4.理容の物理・化学
5.理容理論
【実技試験】
1.理容の基礎的技術
・カッティング(ミディアム分髪スタイル)
・シェービング(ネックシェービング・フェイスシェービング・顔面処置)
・整髪(分髪線のある基本整髪)
2.理容を行う場合の衛生上の取扱い
平成20年に行われた第18回理容師国家試験結果によると、1,389名の受検者に対し
747名の合格者が認定されており、その合格率はおよそ53.8%と発表されています。
理髪師は主に男性の職種と思われがちですが、剃刀を使用した施術は理容師に
限定された技能の為、ウェディング前の襟足の剃毛やお顔の産毛剃りなど
美容を含む技能を施す為に取得する女性も多くいらっしゃるようです。
また福祉サービスの一環として、全国理容生活衛生同業組合連合会が行う
『ケア理容師養成研修』も実施されています。
3回のレポート提出と1回の合同スクーリングを修了する事により
『ケア理容師』としての認定証及び店舗表示用マークを取得する事ができます。
高齢者や介護を要する方への福祉サービスを提供できる技術者・営業店として
大いにアピールする事が可能になります。
介護福祉士やホームヘルパーなどの資格を取得されている方は研修費用の
優遇措置を受ける事ができますので、活用するとよいでしょう。
理髪店は、小規模スペースでの開業も可能な為、資格を取得し
知識や技能スキルの経験を豊富に積めば、個人で理髪店を営む事も可能です。
『ケア理容師』の資格と併せて取得すれば、これからの高齢化社会へ向けた
地域に根付く理容技術士として、独立を目指すのもよいでしょう。
2008年10月06日 15:58|アパレル・ファッション系の資格・技術・電気系の資格



