放射線技能に関する資格【エックス線作業主任者試験】
エックス線作業主任者試験とは、厚生労働省認定機関である財団法人 安全衛生技術試験
協会が行う放射線等に関する作業を行う場合に於ける作業主任者として認定する為の
国家資格試験の事を言います。
労働安全衛生法では、労働災害を防止する為の様々な基準を設けています。
その中で医療を除く鋳物等の非破壊検査等による用途に於いて1MeV未満の出力エックス線を使用する場合、事業者は業務を行う従業員の中よりエックス線作業主任者を選任する事が義務付けられています。
エックス線を安全に作業する為の主任者としてのスキルを認定する国家資格試験、それが「エックス線作業主任者試験」なのです。
受検資格:特にありませんのでどなたでも受検できます(但し、本人証明書必須)
試験日程:以下の通り地域別で実施されます
<センター試験>
北海道・東北センター :3-11月の奇数月実施(但し5月及び9月を除く)
関東・中部・近畿センター:1-11月の奇数月実施
中国四国センター :1-11月の奇数月実施(但し5月を除く)
九州センター :3-11月の奇数月実施(但し7月を除く)
※各センター地区毎に出張試験も実施されていますので詳しくは各安全衛生技術試験協会へ
お問合せ下さい
実施地域:以下の通りです
北海道・宮城県・千葉県・愛知県・兵庫県・広島県・福岡県
※出張試験は全国各地で実施されていますので詳しくは各安全衛生技術試験協会へ
お問合せ下さい
試験内容:以下の通りです
・エックス線の管理に関する知識
・関係法令
・エックス線の測定に関する知識
・エックス線の生体に与える影響に関する知識
免除科目対象者:以下の資格取得者は試験の一部科目に関し受検免除が適用されます
◆第二種放射線取扱主任者免状交付者
・エックス線の測定に関する知識
・エックス線の生体に与える影響に関する知識 免除
◆ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許試験合格者
・エックス線の生体に与える影響に関する知識 免除
エックス線作業主任者のお仕事は、放射線障害やエックス線の調査等が主な業務として
位置付けられています。
エックス線の管理を怠った場合、放射線障害が発生してしまう為そのような事のないよう
安全管理に努めなければなりません。
その為、エックス線の管理や法令・生態に与える影響等、エックス線に関わる様々な知識が
必要であり、現場での経験スキルが必要とされているのです。
財団法人 安全衛生技術試験協会が行った平成19年度実施の試験結果統計によると
7,497名の受検者に対し3,183名の方が合格しており、およそ42.5%の合格率であると
発表されています。
必ずしも合格すると断定出来る合格率ではありませんが、比較的チャレンジしやすい試験の
ようです。
試験合格後には、該当地域の安全衛生技術センターにおいて免許申請の手続きをし
認定を受ける事によりエックス線作業主任者としての免許を取得する事が可能です。
試験を受けただけでは免許を取得する事が出来ませんので注意しましょう。
資格試験に合格し免許を取得する事により、資格手当を支給している企業もあるようです。
放射線に関わる資格には、この資格の他に第二種放射線取扱主任者試験やガンマ線透過
写真撮影作業主任者免許試験等があります。
これら3つの資格も併せて取得すれば、更に就職時や転職時におけるポイントとして企業に
アピールする事が出来るでしょう。
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2008年11月14日 17:04|技術・電気系の資格・環境・安全系の資格



